狂愛《槞唯side》

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愁弥さんは目が虚ろになって息を切らしている。 私は精液を飲み込み、硬くなっている自分のモノを取り出して愁弥さんの秘部へ押し当てた。 絶頂を迎えた愁弥さんは自分が何をされるか考える時間が無いようだった。 「いきますよ」 そして愁弥さんの中に自分のモノを挿入した。 自分のされている状況に彼は驚いていた。 「ルイ!や、めっ!アッ、ん!やめろ!アァッ」 感じている声と 嫌がる声 どちらもたまらなく好きだ。 ヤバイくらいに気持ち良い。 愛しい。 だから貴方に悲しい顔をさせる神威さんが許せない。 こんなにも愛しい。 なのに、 「ふ、ぁ!りょ…うっ!綾!アァッ!綾、綾っ!」 貴方の口からは『綾』という言葉ばかり。 なぜそんなにあの男を求めるのですか? 私では不服ですか? 貴方が好きなのに。 こんなにもこんなにも、想っているのに。 『綾』なんて言葉聞きたくない。 だからキスをした。 何も言葉が出ないように。 今、貴方を抱いているのは私なのです。 見えていますか? 「は、…イク」 悲しい顔をしないで。 貴方を傷つけた彼の名を呼ばないで。 私を見て。 こんなにも愛しているのに… 「―ッ」 そして私は愁弥さんの中で果てた。
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