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小説パート2(11) お爺ちゃんの記憶を転送された僕だが、失敗したのか、 それともお爺ちゃんがボケた記憶を転送したのかわからないが、あまり重要な情報は無いみたいだ。 昔の映画や、歌など僕には役に立たない。古い言葉もあるが、何の事かは分からない。良かったのは、小学生の勉強はしなくても大丈夫だという事だけだった。 僕のお母さんの実家は昔は靴屋だったが、大手の靴屋が出来て、お店を大衆食堂に変えた。 お母さんの兄妹は五人いる。お母さんが長女で次に 長男、次女、次男、三女と続く。 長男と次男は大阪で商売をしているらしく、大儲けしているとか。次女と次女の夫が大衆食堂を営業し三女が手伝っている。三女の名前はミサでまだ独身だ。 歳も高校を卒業したばかりで、凄く可愛い人だ。 僕の叔母さんだが、お姉ちゃんと呼ばされている。 僕の事を弟みたいに思ってくれて良く遊んでくれる 食堂の自慢はおでんだ。おじさんの作るおでんは、コンビニの様な味のしゅんでいないおでんと全然違う。特に牛スジは絶品だ。叔母さんの作る卵焼きも 美味しい。ミサ姉ちゃんのタコ焼きも美味し、よく売れている。 お母さんも料理は上手だ。お母さんの作るコロッケを食べたら、他のコロッケは食べれないほど美味しい。 今回は食べ物の話ばかりでした。
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