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小説パート2(20) 違うクラスにいじめっ子がいる。崎野と言う子で身体が中学生みたいで大きい。その子は、喧嘩が強いみたいで、 皆んなを虐めているみたいだ。 特に同じクラスの中島君を虐めている。 中島はおとなしい子で顔色も蒼白だ。もちろん喧嘩も弱いと思う。崎野の子分みたいに、パシリをやっている。 僕は前の学校で一番喧嘩が強かった。 しかし、一度も喧嘩した事は無かったが、皆んな恐れて僕には喧嘩を仕掛けてこなかった。だから、本当に強いのかどうかは、僕には分からない。でも相撲は一番強い。 これは、以前の学校で証明されている。 僕は幼稚園の頃から、正義感は強い。小さい頃からアンパンマンを見ていて育ったので、バイ菌マンは許す事は出来ない。 愛と勇気だけは友達さは僕のモットーでも有る。 (でも最近は、平凡こそ長生きと思っている。) 特に弱いもの虐めをしているのを見ると黙っては居れない。崎野は身体が大きいが、頭は少し足りない。 今度、中島君を虐めていたら、注意しょうと思っていた時に、また虐めていた。僕の正義感が呼び起こされた。 それは、マグマ大使が少年に笛で呼ばれたかの様に、 湧いてきたのだ。マグマ大使と言う古い記憶はもちろん、 お爺ちゃんの記憶だ。僕もマグマ大使は知らない。 ウルトラマンなら知っているが。 崎野は僕を睨み付け、「お前、転校したばかりで、俺の強さを知らないみたいだな」と バック ト フィルチャ に出てくる 主人公を虐める男(誰か名前を忘れた)の様に崎野は言った。 睨まれた僕は、正義感が呼び起こされていたので、怖くは無かった。僕は崎野に言った。 「お前こそ、転校したばかりの、俺の怖さを知らないみたいだな」と以前の日活のスターであった宍戸錠の様にニヒルに言い返した。 これも、お爺ちゃんの記憶から発した言葉だと直ぐに分かった。 続きは次回に、
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