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「おい、大我、女がそうだと言ってるのにそれは失礼だろう、なあ、真由香」
「大我先生は私に魅力を感じてくれないみたいで、私は大我先生の事を大好きって告白してるのに……」
「へえ、そうなんだ」
おいおい、二人で盛り上がってるんじゃねえよ。
「最上、違うからな、真由香さんは患者だ」
「ほお、患者が食事の支度したり、洗濯物取り込んだりするのか、しかもお前は自分のマンションに患者を泊まらせるのか」
「見ての通り、食事は出来てないし、洗濯物もこれじゃあ取り込んだとは言わない」
「ごめんなさい」
「大我、いい加減認めろよ、お前は真由香が好きなんだろう」
「いや、その、えっと……」
俺は最上に突っ込まれて誤魔化しきれずにいた。
「先生、ほんと?真由香の事好きなの?」
「患者として心配しているだけです」
「先生、素直じゃないんだから」
「本当だよな、真由香、こんな堅物やめて俺にしないか」
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