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『DJ OKAWARI』さんの曲との出会いは俺に新しい風を吹きこんだ。
ずっとリーマン物語IF2を書く時に合うBGMがなくて困っていたんだよね。株原シリーズは『狂愛』をテーマにしていて、それは狂ったように愛するという意味だけれど。その相手が人間とは限らない。
現在非公開にしている【爆笑・同性恋愛】猟奇的、美形兄は(一部表現修正版)では義兄が弟の股間とピンクスケスケおパンティに執着しているというトチ狂ったコメディである。
こちらはアルファポリスでは現在も公開中。
自分にはコメディを書ける時期とシリアスしか書けない時期が存在する。
原因は冬季鬱。
酷くなったのは2年前の出来事がきっかけ。
せっかくの長期休みにいつまでもある人の相手をしていなくてはならなかった為。早く解放されたいとしか思っていなかった。
なんで恋人にも時間割けなかったのに、どうでもいい他人に時間を割かなければならないのか。葛藤したよね。
自分は根本的に誰とも合わないと感じている。
たまに凄く合うなと思う人がいるけれど、それは始終ベタベタしないくていい相手。しばらく話さなくても気軽に話しかけられる相手でもある。
そう言う人って非常に貴重。
離れたら嫌われたのだろうかと感じてしまう相手だと気を遣うし疲れる。
周りから見たら気まぐれな人と思われるかもしれないけれど、そうではなく基本は一人が好きなだけ。
またまた話がズレてしまったけれど、IF2の作業BGMにしたのが次の3曲。
heart/DJ OKAWARI
Change the World feat. Woong Sen/DJ OKAWARI
Evening Comes2/DJ OKAWARI
特に『heart/DJ OKAWARI』は皇の塩田への片思いのイメージで作業BGMに選んだ曲。
このIF2『万年筆が繋ぐ愛』と言うのは課長唯野×部下塩田の話で、副社長皇を含む三角関係で進んでいく。
妻と離婚の話で拗れていた唯野は、不倫関係であることが塩田にバレてしまう。もちろん指輪をしていたし、黙っていたわけではないが恋愛をしたことのなかった塩田は皇に言われて初めて自分と上司との関係が不倫であることを知る。
ショックを受けた塩田は皇と一度きりの過ちを犯した。
嫉妬でどうしようもない唯野は自分が離婚をしようとしていた証拠を彼に突き付け、別れを選ぶ。
後に唯野の婚姻の経緯に違和感を覚えた皇は、何故彼が離婚できないのかその理由を調べ始める。
自分では塩田が主人公で唯野との恋愛物語だと思って書いていた。
三視点で進む話なんだけれどね。
でも書いているうちに本当に主人公は塩田なのか? と疑念を抱いた物語であるのね。
この物語を読んだ人は大抵、副社長の皇とくっついて欲しいという。
おい!
だから2作も塩田と皇の話書いとるやん! って思うわけよ。
なんならメインの『俺のものになってよ』でも三人恋愛としてハッピーエンディングに進むじゃないのと。
たぶんそういうことじゃないんだろうなと思う。
自分が人物を作る時に一番重視しているのは兄弟姉妹での位置。
性格や気質というのは産まれた時の環境(寒い時期なのか梅雨なのかなど)と育った環境によって作られるものだと思う。
性格に及ぼすのはそういった環境と価値観。価値観というのは生きている中で徐々に形成されていくものでもあるとは思うけれどね。
株原の場合はこういった感じ。
長子:社長、板井、電車、皇
中間子:黒岩
末っ子:唯野
一人っ子:塩田
怒らせると怖いのは長子だと思う。仮に兄弟仲が悪くとも、面倒見が良いのは長子。
自分の興味があるものにしか関心が向かず、争うことに慣れていないのは一人っ子。
目立ちたがりで八方美人、愛されたがりは中間子。
甘え上手で愛され上手なのは末っ子。
これは環境にもよるが、こういう傾向があると思っている。
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