💎絵の中の世界💎

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画家 ルグス 「おっと…クククッ ただの独り言だから、気にしないでくれ。」 私はそっと頷いた… 私 宮那岐 マディナ (みやなぎ) 「えと…は、はい…」 それからスケッチを完成させた、ルグスさまは 黒の丸イスから立ち上がって 私も、紫のフカフカ丸イスから立ち上がると イスが煙のように両方とも消えた! 魔王 アデル・サタナウス 「さて、帰ろうか…世界の果てに…」 横向きに抱き上げられた瞬間 全身が黒い霧に包まれて 視界が真っ暗になったと思ったら 目を開けた時には、割れた大地に囲まれた アデルさまの城門前に 本来の姿の彼と一緒に立っていた。 私 宮那岐 マディナ (みやなぎ) 「わあ!もう、帰ってきたんですね!」 瞬間移動って便利だなあ! 現実でも使えるようになれば良いけど… さすがに無理か、私は苦笑していた。 魔王 アデル・サタナウス 「さあ、中に入ろう。」 私は頷いて、アデルさまと一緒に、お城に入る。 私 宮那岐 マディナ (みやなぎ) 「そう言えば、アデルさまは いつも…なにを食べておられるのでしょうか? キッチンが、ありませんけど…」 アデルさまは腕を組んで微笑んだ! 魔王 アデル・サタナウス 「まあ、魚や鶏、果物、それと野菜だな。 調理する必要などない… 丸焼きにすれば大抵食える。」 ま、まあそうだけど… でも…さすが魔王さまね、ワイルドだわ!
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