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最初
男は食卓で祈りを捧げていた。
ついでに、ぜひ答えが欲しい大事な案件があった。
男は祈りのあと、神に問うた。
「神よ、賞味期限を2週間過ぎた納豆は、果たして食べられるのでしょうか。」
するとなんと、返事があった。
「開けてみるがよい。」
「は、はい!」
男は納豆のパックを開けた。
白い点々があった。
男は判断しかねて悩んだ。
すると、また声がした。
「納豆につく酵母だ。
害はない。」
「ありがとうございます!」
男は答えてくれた神に、心から感謝した。
その日のおかずは、この納豆だけだったからだ。
男は納豆ご飯をパクついた。
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