3人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ
俺の名前は林啓太、高校2年生。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ある日の朝。
啓太の心の声(あれ、いつも行ってるコンビニが工事中だ)
仕方なく、学校の近所のコンビニに寄る啓太。
ウィィーン(自動ドアが開く音)
♪♪♪〜
啓太、炭酸飲料を持ってレジに行く。
??「らっしゃいませぇ」
啓太の心の声 (なんかこの子、愛想悪いな……
髪の色もネイルも派手じゃん( •̀д•́ ; ) )
隣に立つ店長、じろじろレジをするバイトの女の子を見てる。
啓太の心の声 (この人、店長だよね? お会計してるとこ見過ぎじゃね?)
バイトの女の子「お会計が129円になりまぁす」
啓太「はい」
ゴソゴソゴソ……(財布からお金を出す)
啓太の心の声 (無愛想だけど、この子…お会計する手が震えてるじゃん。なんか、かわいそうになってきた( •̀ω•́ ; ) )
啓太、店長の方を睨む。
( ᯣωᯣ )ジーーーッ
啓太「あのッ!」
バイトの女の子「はい?」
啓太「頑張ってください」
バイトの女の子「えっΣ(๑ °꒳° ๑)」
啓太「応援してるんで!」
ぎゅっ(手を握る音)
啓太の心の声 (ネイルが尖ってて、ちょっと痛いな(笑))
バイトの女の子「ありがとうございます( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )」
啓太の心の声 (か、かわいい!!⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄テレテレ)
手を握ったままだと、気付く啓太。
啓太「あ、すみません!それじゃ…」
バイトの女の子「あの!これ、忘れてますよ」
女の子、啓太がレジに忘れたペットボトルを差し出す。
啓太の心の声 (マジでハズい……なにやってんだよ、俺)
バイトの女の子「これ、おいしいっすよね。私もよく飲みます(﹡ˆ﹀ˆ﹡)」
啓太「あ、うん、そうだね……(,,•﹏•,,)ドキドキ」
女の子、ぺこっと頭を下げる。
バイトの女の子「ありがとぉございました!」
♪♪♪〜
ウィィーン
啓太、外に出る。
啓太の心の声 (人を見かけで判断しちゃダメだよな)
足元が何だかふわふわした心地で、自分でもらしくないなと思う。
プシュッ♪(ペットボトルを開ける音)
ーー夏が、はじまろうとしていた。
↓
↓
↓
↓
↓
バイトの女の子「って感じっすね グッ! ( *˙︶˙*)و」
レジにいる男の人、うなずく。
バイトの女の子「分かんないとこあったら何でも聞いてください(˙˘˙*)」
男の人「ありがとうございます」
バイトの女の子「あっ、ネームちゃんと付けとかないと店長に怒られるっすよ」
男の人「え、あっ……(๑º口º๑; ; )」
男の人、ポケットから【研修中】のバッジを出して付ける。(店長じゃなくて、新人なのかよ!)
バイトの女の子 グッ! ( *˙︶˙*)و
ウィィーン
♪♪♪〜
バイトの女の子「らっしゃいませぇ」
お店に入ってきた女子高生、こちらに手を振ってくる。
バイトの女の子 (なんだ、私の友達の希だった(笑))
男の人「ら、らっしゃあせぇ(゚ロ゚;))」
バイトの女の子 (私の「いらっしゃいませ」の口調まで真似しなくていいと思うんだけど……)
友達、こっちを見てる。
((。・ω・)。_ _))ペコリ
バイトの女の子「(((;´Д`)ノ″チョットチョット……この人、店長じゃないから!」
完
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
作者「読んでくださった読者の皆さん、こんにちは!一度はこのフリをやってみたかったんです(^_^) ほら、みんな集まってーー!!」
啓太「俺のこと呼んだ?」
バイトの女の子「どうかしたの?」
作者「読んでくださったみなさんに、みんなでお礼を言おうよ♪」
作啓バ「ありがとうございました!」
カブ『何やってるの?』
作者「読者のみなさんに挨拶だよ。こちらは別の作品に出てくるウルウルお目目の小型ロボット・カブです」
カブ『作者の他の作品には【過激表現あり:18歳以下の方は読めません】の物も含まれるので、ご了承ください。作者からのお願いでした』
作者「それじゃ、またいつかね〜♪」
男の人【研修中】「しまった…出遅れた」
最初のコメントを投稿しよう!