見かけによらない君(ケータイ小説バージョン)

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俺の名前は林啓太、高校2年生。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー ある日の朝。 啓太の心の声(あれ、いつも行ってるコンビニが工事中だ) 仕方なく、学校の近所のコンビニに寄る啓太。 ウィィーン(自動ドアが開く音) ♪♪♪〜 啓太、炭酸飲料を持ってレジに行く。 ??「らっしゃいませぇ」 啓太の心の声 (なんかこの子、愛想(あいそ)悪いな…… 髪の色もネイルも派手じゃん( •̀д•́ ; ) ) 隣に立つ店長、じろじろレジをするバイトの女の子を見てる。 啓太の心の声 (この人、店長だよね? お会計してるとこ見過ぎじゃね?) バイトの女の子「お会計が129円になりまぁす」 啓太「はい」 ゴソゴソゴソ……(財布からお金を出す) 啓太の心の声 (無愛想(ぶあいそう)だけど、この子…お会計する手が震えてるじゃん。なんか、かわいそうになってきた( •̀ω•́ ; ) ) 啓太、店長の方を睨む。 ( ᯣωᯣ )ジーーーッ 啓太「あのッ!」 バイトの女の子「はい?」 啓太「頑張ってください」 バイトの女の子「えっΣ(๑ °꒳° ๑)」 啓太「応援してるんで!」 ぎゅっ(手を握る音) 啓太の心の声 (ネイルが(とが)ってて、ちょっと痛いな(笑)) バイトの女の子「ありがとうございます( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )」 啓太の心の声 (か、かわいい!!⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄テレテレ) 手を握ったままだと、気付く啓太。 啓太「あ、すみません!それじゃ…」 バイトの女の子「あの!これ、忘れてますよ」 女の子、啓太がレジに忘れたペットボトルを差し出す。 啓太の心の声 (マジでハズい……なにやってんだよ、俺) バイトの女の子「これ、おいしいっすよね。私もよく飲みます(﹡ˆ﹀ˆ﹡)」 啓太「あ、うん、そうだね……(,,•﹏•,,)ドキドキ」 女の子、ぺこっと頭を下げる。 バイトの女の子「ありがとぉございました!」 ♪♪♪〜 ウィィーン 啓太、外に出る。 啓太の心の声 (人を見かけで判断しちゃダメだよな) 足元が何だかふわふわした心地で、自分でもらしくないなと思う。 プシュッ♪(ペットボトルを開ける音) ーー夏が、はじまろうとしていた。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ バイトの女の子「って感じっすね グッ! ( *˙︶˙*)و」 レジにいる男の人、うなずく。 バイトの女の子「分かんないとこあったら何でも聞いてください(˙˘˙*)」 男の人「ありがとうございます」 バイトの女の子「あっ、ネームちゃんと付けとかないと店長に怒られるっすよ」 男の人「え、あっ……(๑º口º๑; ; )」 男の人、ポケットから【研修中】のバッジを出して付ける。(店長じゃなくて、新人なのかよ!) バイトの女の子 グッ! ( *˙︶˙*)و ウィィーン ♪♪♪〜 バイトの女の子「らっしゃいませぇ」 お店に入ってきた女子高生、こちらに手を振ってくる。 バイトの女の子 (なんだ、私の友達の希だった(笑)) 男の人「ら、らっしゃあせぇ(゚ロ゚;))」 バイトの女の子 (私の「いらっしゃいませ」の口調まで真似しなくていいと思うんだけど……) 友達、こっちを見てる。 ((。・ω・)。_ _))ペコリ バイトの女の子「(((;´Д`)ノ″チョットチョット……この人、店長じゃないから!」 完 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 作者「読んでくださった読者の皆さん、こんにちは!一度はこのフリをやってみたかったんです(^_^) ほら、みんな集まってーー!!」 啓太「俺のこと呼んだ?」 バイトの女の子「どうかしたの?」 作者「読んでくださったみなさんに、みんなでお礼を言おうよ♪」 作啓バ「ありがとうございました!」 カブ『何やってるの?』 作者「読者のみなさんに挨拶だよ。こちらは別の作品に出てくるウルウルお目目の小型ロボット・カブです」 カブ『作者の他の作品には【過激表現あり:18歳以下の方は読めません】の物も含まれるので、ご了承ください。作者からのお願いでした』 作者「それじゃ、またいつかね〜♪」 男の人【研修中】「しまった…出遅れた」
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