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小説パート3(13)
飛ぶスピードが遅い上に、高い所にまで飛べない。人の頭上よりを少し上を飛んでいる私を、通りすがりの人は不審げに見てるいるが、ビックリはしていない。此のあたりが、夢の所以か。
子供が石をぶつけて来る。
チョット待て、私はスーパーマンだ。子供達の憧れ、スーパーマンだと言いてみても聞こえない。何個か石が当たって入るが、服の上なので、痛みは無かった。良かった、服のうえで。
飛ぶスピードは少しずつ速くなってはいるが、カラスに追い越された。
カラスは此方を見て不思議そうに鳴いて行った。
「アホ〜」と。私にはそう聞こえてくる。「アーホー」
突然背中に激痛が、なんだ!後を振り返ると鷹が襲ってきたのだ。
鷹の奴め、私を誰だと思っているのか!
スーパーマンだぞ。服は反対に着ているが、れっきとしたスーパーマンだ
と言って見たが、鷹は何も言わずに去った行った。
何故、
服を着ている所に当たったのに激痛が走ったか分からなかったが、後で服を確認したら、背中の一部が破けていた。やっぱり不良品だった。
やっとの思いで事件現場に着いたが、事件はすでに解決していた。
どの様な事件かは不明だが。
無責任スーパーマンから、もの凄い勢いで怒られた。「上司に私の顔が立たない。どうしてくれるか」と
あくまでも自己中スーパーマンだった。
その様な凄い体験の後、私はまた暗闇に入って行った。
そして、着いた所は、椅子の上だった。
「御気分はいかがですか」と聞いてくる美人の顔が薄らと見えた。
意識が戻っていく中で、これは一体何だったのか?を考えていた。
今、見ていたものを、明確に覚えている。しかし、現実でない。
私は、美人先生と小山内に体験した事を話した。
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