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小説パート3(3) 先生はスタイル抜群の綺麗な女性だった。歳は分からないが、アラ40位か? もう少し若いかも知れない。私よりも歳は上だろう。ちなみに私は28歳、 独身。彼女無し。 女性は綺麗に着飾る事も出来るし、化粧でごまかせる。 その点男は、いつもすっぴん。化粧してる男は、水商売、芸能人、ぐらいしか思いつかない。私の男友達にはいない。こんな事を考えていた時に、 先生は私に名刺を出してきた。名刺には 夢工房 社長 大島玲子 と有る。後は電話番号と住所が書いてあったが、 仕事の内容は書いて無い。 「ご用件は」と聞かれので、 私は、今まで考えていたことを、正直に話した。 それは、「恨みに思っている人がいるのだが、実際には殺す事は出来ない バーチャルでもいいから復讐したい」 美人の先生は「このメールを見て信じてくれたのは、貴方だけです。」 そう言って僕の手を握ってくれた。 (嘘臭い)と私は一瞬そう思ったが、女の人に手を握られるのは、久しぶりなので、少しドキドキした。 「どの様にしたらバーチャルで人を殺せるのですか?」と聞いた 先生が言うには「いわゆる、催眠術と同じで人の脳には入り込み、その意識に幻覚を与える」との事であった。 そういえば、以前 誰から聞いたことがある。 お爺さんの記憶を頭の中に転送されて、迷惑した。と言っていた。 悪い冗談だと思っているが。
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