柔らかい君

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ふわふわのマシュマロみたいな女の子が好き。キラキラのアクセサリーを身にまとって、自分の大好きなメイクを施した1番可愛い姿で俺に会ってくれる特別な瞬間がたまらない。 クールな子、キュートな子、引っ込み思案な子、どんな子にも素敵な所があって、それを見つけて褒めてあげると頬を染めてはにかむ笑顔も最高だと思う。 女の子は大切に。悲しませないようにと言われて育った。だから1人にはしぼらない。俺のことを大好きな子達が泣いてしまうのは見たくないから。 「晴也〜今日遊び行こうよ」 「おっ、いいね。皆誘って行こっか」 俺の腕に胸を押し当てて絡みついてくる女のコにほほ笑みを浮かべながら同意してあげる。ふわりと甘い香水の香りが漂ってきて、その香りを嗅ぎながらやっぱり女の子は可愛くて柔らかくていいよね〜って思った。
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