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住宅ローン控除の期間は10年とのことだった。
そして昨年末の年末調整で、ついに10年目を迎えたのだ。
これで本当に最後なんだろうか。
残念極まりない。
ローン期間最長の折り、まだまだ借入残高はたんまりと残っているのに。
控除額は借入残高の10%。
その額が丸々税金から差し引かれるから、
経済的なメリットはかなり大きいのだ。
超低金利に加え、この10年間その恩恵に預かってきた。
それがいきなりなくなるとなると、
家計への打撃は甚大だ。
既に税額控除の恩恵に慣れきっている分の精神的負担も大きい。
まだ先の話とはいえ、今年の年末調整が思いやられる。
最後って信じたくないなぁ。
そんな風に落ち込んでいると、控除期間が10年から13年に延長された
という情報が舞い込んできた。
何年か前の税制改正によるものらしい。
果たして既存の住宅購入者もその対象なのだろうか。
それとも新規の住宅購入者に限られるのだろうか。
まだまだこの恩恵に預かりたい、そんな欲が滲み出てしまう。
信頼できるサイトで調べてみると……、
残念なことに、消費税増税のあった2019年以後の住宅購入者が対象とのこと。
自分が購入したのはもう10年も前のことになるので、間違いなく対象外だ。
肩透かしをくらった気分だった。
これで本当に「最後の控除」であることが判明(泣)。
できることといえば、超低金利の間に貯めたなけなしの貯金をはたいて繰上返済をすることくらいか。借入残高がいくら減ったところで、控除額にはもう影響しない。そもそも控除自体がもうないのだから。いっそ借金を完済できればいいのだが、そんな経済的余裕があるわけもなく。
日銀新総裁には、国内金利が上昇基調にある中、
どうか慎重な金融政策を望みたい。
変動金利でローンを組む者の悩みは当面つきまとうだろうから。
仮に金利高騰してしまったなら、"控除復活"の配慮があってもいいのではないか。
なかなか「最後の控除」と割り切って、
諦めきれない自分がいます(苦笑)。
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