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もう一度指を指し焦りながら聞いてきた。
(この子、変な子なのかな。)
「……見えないけど。」
「えっ?!えっ
え?なんで……」
恐ろしいものでも見たような目で見つめられた。
なにか声をかけようとした時、場を変えたのは彼女自身だった。
「……あ!!も、もうこんな時間!すみません日直なので!行きますね!
では先輩!また!」
そう言って逃げるように自転車で走り去って行った。
(嵐のような子だったな)
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