土方歳三目線

1/8
前へ
/17ページ
次へ

土方歳三目線

彼奴がここから居なくなる前日、俺に 「君は生きるのが下手だね」 と言ってきた。 続けて、 「私と一緒だ」 と物悲しげに微笑んだ。 その時はお前と一緒にされるなんて 御免だ、と返した。 俺はあの人が好きではなかった。 "嫌い"なのではない、"好きではない" のだ。
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加