1
1/1
読書設定
目次
前へ
/
26ページ
次へ
1
「人は生命を終えると、天国というところに行くそうだ。 私達はどこに行くんだろうね……記憶は消えないから、この世界に永遠に
留
(
とど
)
まることになるのか」 きしむような声に、私は
辛
(
つら
)
くなった。 交換を拒否して三十年。この島には私と彼しかいない。 彼の寿命が尽きたら、
記憶部品
(
メモリ
)
を取りだすことになっている。 まさか、三十年がこんなに早く過ぎ去るとは思いもしなかった。
/
26ページ
最初のコメントを投稿しよう!
104人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
2,011(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!