最高の被写体との出会い
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けれど、困ったことに被写体が決まらない。 今の僕には撮りたいものが無い。 途方に暮れた僕は、カメラを持って、校舎の中を歩いた。 その途中で、花壇の草花にピントを合わせた。 こんな時でも太陽は眩しかった。 僕は無性に空を眺めたくなった。 気が向くままに、僕は屋上へと歩みを進めた。 「はぁ......着いた。」 階段を登り切った僕は、息を整えながら屋上への扉を開けた。
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