最高の被写体との出会い

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「もうすぐ、写真部が廃部になるんだ。」 「だから?」 「僕の写真部としての最後の大会の為に、四宮くんを撮らせて欲しい。お願いします。」 僕は深々と頭を下げた。 「あー、めんどくせぇ。好きにすれば?」 「ほんと!?ありがとう。」 僕は嬉しさのあまり、彼の両手を握った。 「離せ。」 「あ、ごめん。」 俺は咄嗟に四宮から離れた。
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