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初出勤
ビー!ビー!ビービー!!!!
ジャーンジャーン!!
ドコドコドコドコドコドコ!!!!!
テンテレレテンテレレテンテンテン!!
騒がしい目覚まし音×4
少しだけ昨夜寝ていた亀田牛田は、のろのろと布団から出てきた。
「おっはよー…………?」
その時、亀田は思い出した。
「か、会社!!皆んなーッ!働く日だよーッ!」
「「「うぉ〜〜脱獄の日だぁぁぁ!!!」」」
それに応える牛田、神田、金田。
正確には脱獄ではないが、この際、多めに見てやろう。
「ぅおおい!ホモどもー!!」
がぁぁぁん!!!!
アラームに負けない程の騒々しさで鉄製の扉が開く。
目の下に大きなクマを作ったひどくやつれた警官が鞭を持って仁王立ちしている。
と、その警官が目を見開いた。
「お前ら………一人で起きられるのか………」
浮世では当然だが、このホモたちのことだ。
警官は、彼らは絶対に起きられないと思っていた。
ホモが自力で起きたことに少しだけ感動しながら、警官は鞭を下ろした。
それを、「ホモ」が見逃すはずがない。
1番最初に反応したのは、自称ドM、神田だ。
「鞭だぁ…!!!」
握った両手を鎖骨のあたりに持ってきて、腰を振る、成人男性神田悠。
警官の背中に嫌な汗が流れた。
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