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自由時間
「らんらんるぅ!らんらんるぅ!」
「てってれぇ〜、てれれれれー。」
「ドコドコ、ドコドコ」
「きょええええええええええ」
牢獄、網走刑務所に響き渡る奇声。
お分かりであろう。
ホモどもである。
上から順に、神田(ホモ01)、亀田(ホモ02)、牛田(ホモ03)、金田(ホモ04)である。
今は……、何時なのであろうか…。
おそらく、明け方近くであろう。
彼らは牢獄の中で、自由時間を過ごしていた。
彼らが身に着けているのは、例のドレス風Tシャツである。
彼らは今、何をしているのか?
それは……
いずれ分かることである。
「僕、泥だんご作る―!!」
そう言ってしゃがみ込むピンクのTシャツの男。
そう、神田悠である。
そしてその途端、天井から降ってくる卵。
「僕じゃない!!ホモ01だ!!」
天井からなぜか警官が顔をのぞかせる。
「はい♡おにーさん!!ぼk…じゃなくてホモ01、泥だんご作る!!」
満面の笑みを浮かべて泥をかき集め始めるホモ01こと神田。
幼稚園児のような純粋な笑みを浮かべている。
「えーっと、円周率が3,141592………」
そして、なにやら難しい顔つきになる。
彼の手の中では、超高速で泥が転がされる。
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