謎の女と一緒に暮らす

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謎の女と一緒に暮らす

妹と名乗る女と、同居する事になった。 昨日は妹と思っていたから、 興奮する事も無かったが、流石に他人の女性と暮らすのは、興奮する。 健康な男性なら、自然であろう。 彼女はどの様な人物であろうか? 何者かに、私の監視役を命じられているのか? それとも、知らずにその仕事を引き受けたのか? サッパリ、分からない。 彼女が私に最初に言った言葉を思い出した。 「子供の頃、一緒にお風呂入っていた」 と言っていた。 その言葉が、印象的であり、疑問でもあった。 何故、お風呂? もしかしたら、彼女の職業は、お風呂に関係する職場か? 期待が大きく膨らんだ、一部も大きく膨らんだ。 (下ネタか。って怒られそう) [此の小説は、官能小説では無いのだ。 あくまでも、サスペンス小説である。コメディーも混ざっているが。] そんな事はさて起き、 私は次の展開を予測した。 おそらく、私は何かの秘密を握っているのだろう。 それは、研究と関係があるのであろうか? ある組織は、私が秘密を握っていた為に、私に此の部屋を用意し、彼女を監視役にしたのは、秘密を探り出す為か。 だとすると、いずれ私の研究もしくは、私の握っている情報を聞き出しに、ある者が訪れるか、彼女が聞き出そうとするか、どちらかであろう。 相手は、私に危害、暴行を加えた人達だ。 また、この様な部屋を用意出来るほどの、財力を持っている組織だ。 油断しては、いけない。 あちらの、誤算は、私が記憶を失った事であろう。 隣の部屋で彼女は、眠っている。 ここは、感情をコントロールしないと、ご先祖様に申し訳が無い。 絶対に間違いを起こしてはならない。 明日は彼女にもっと探りを入れよう。 と思いながら寝た。、、、、しかし眠れなかった。 私は一体、誰⁉️、。 堅物人間という事は、分かった。 それと、、、、は、分かった。
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