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次の日、僕は寝不足だった。 彼女は、今日も仕事に行かない。 僕を監視するのが、今の仕事なのだろう。 彼女に聞いてみた。 「此の部屋は、気に入りましたか?」 と、すると意外な言葉が 返ってきた。私の想いを根底から覆す言葉が。 「気にいったよ。この前来た時は、お兄ちゃんと入り口で会っただけだったので、部屋に入ってビックリした。私の部屋と全然違う。 だから、一緒に住みたいなーーて思ったの」 またもや、私は戦慄を受けた。 以前来た時は、妹は僕の部屋に入らなかったのか? だから、あの様に言ったのか、あの様な態度も、、、。 妹の化けの皮を剥いだつもりだったが、 私は、その皮を妹に着せていた。 また、分からなくなった。妹か、それとも他人か? でも、次の展開があるはずだ。 私の予想では、私の握っている情報を探りにくるはずだ。 誰かが来るはずだ。必ず来て、と、心から祈っていた。 それと、昨日は何も無くて良かった、と 本当に強く思っていた。 一体、私は誰⁉️何を信じたら良いの? でも、もしかすると、あれは交通事故で、単なる偶然の事故だったら妹を疑う事も無く、両親も疑わずに済む。 僕の傷あとが、どう言う理由で付いたのかが最大の謎だ。 これが分かれば、真相に近づけるかも知れない。 私は誰なの?
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