高嶺司の秘密

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俺は高校生の同級生が営むゲイバーに来ていた。 店のオーナーは、圭という。 俺の数少ない理解者だ。 「いらっしゃい。」 「おう。」 「いつものでいい?」 「頼む。」 圭はグラスにビールを注ぎ、カウンターに出した。 「今日もお仕事お疲れ様。」 「圭もお疲れ。」 俺はビールをごくごくと飲み干した。
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