No title

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我が子のためという大義名分のもと課された習い事は、何を与えてくれているんだろう。できることは増えてるはずなのに、少しずつ翼がもがれているような感覚がした。 塾の同級生たちがコンビニを後にする。その手にあるチキンの味を知らないことが、不幸せに繋がってないことを祈りながら母を待った。
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