最後の電話

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******************** ソ連兵たちは、銃を手に真岡の町を闊歩している。 成人男性は、射殺されるか、あるいは捕虜となって、シベリア行きの船に乗せられた。 ソ連兵は地図を見ながら、ある建物を確認する。 それは、「真岡郵便電信局」だった。 電信局の扉は、板を内側から打ち付けられて封鎖されている。 ソ連兵たちは扉を破壊し、建物内になだれ込む。 通信施設は重要制圧目標であるからだ。
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