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二人暮らし
「えぇ!?だってあんた、あっちでの仕事順調だって言ってたじゃない?」
お母さんが心配そうな顔をしている。
「大丈夫!!だって、私の推し…お、弟が折角会いに来てくれたんだから、これまで一緒いられなかった時間を取り戻したいの!」
少しの沈黙の後、ゆうやんが口を開いた。
「じゃあさ、僕が姉さんの家に行くっていうのはどう?」
「え?」
「家で配信とかしてて迷惑じゃないなら、ついていきたいなって」
ええええ!?と、いうことは…!?
「ええ、別に良いけど…」
けど…二人暮らしってことですかあああ!?
「やった!姉さんの家楽しみ!」
あ、やば。
私の家、ゆうやんグッズで溢れてんだったわ。
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