氣づき

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氣づき

素敵な会に参加した 魂が震えるような音を聞き 目を閉じていても 何かを感じられる そんな空間 だけど あたしの心に おかしな不協和音が響きだし その理由はとなりにいた 仙人のような人のせいだと 感じたの そのときのあたしは その人ともうひとり その人の信者のように見えた人への 批判でいっぱいになっていった そして氣づいたの あたしには上下関係というものに 批判的な心があるんだと 誰が上だとか誰が下だとか そんなことを決めつける空間に 拒否反応を起こしているのだと 同時にあたしは少し前まで ずっと自分を下の位置に置いて 誰かがあたしを下に見ても それを受け入れてきていたと 再認識したの もうそこには戻らない そう決めてから 意識的なものは勿論だけど 自然に身につけているマウントとか 無意識に出してくる上から目線とか そういうものに過敏になっていて そんな過敏になるあたしも 愛しいあたしだけど 自分の周りにシールド張って 誰もがあたしには関係ない 誰もあたしに影響なんて与えられない それを深く理解して 自分の心がすべてを創っていると 氣づきながら生きていく
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