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父が亡くなって 一ヶ月が経った 身体的には 苦しんだ最期だった だけど父は言った この最後の時間は 自分の人生に 必要だったのだと 今回は父娘だったけど 今まで何回も 出会っていたはずの わたしたち 小さい頃からずっと 嫌悪感や根深い怨み そんなものが 父に対して溢れていた それが全て流れていったのは 何年も前のことじゃなく 本当に父の愛を感じたのは 死の直前の数日と 死後のことかもしれない 愛なんてものを 感じることなど 絶対にないと 疑わなかった人だけれど 今は父からの愛を感じ 父への愛が湧き上がる
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