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空を見上げるのが 日課になった 夜空は昔から 見つめていたけど 朝陽や夕焼け 昼間の強い陽射し 青い空に白い雲 グレーの曇り空 雨粒が落ちてくる 暗い雲が広がる空 どんな空も見上げると 澄んだ空気を感じられる 小さい頃から 月には見守られていて 温かくてホッとできて 好きだった だけど 月の儚さとか危うさとか そんなものにも きっと共鳴していたのかな 彼女は魔性の存在だから 対する太陽は 力強く優しい 彼は雲を使って 光を調整しながら たくさんのエネルギーを 降り注いでくれる 日焼けは天敵だけど 毎日太陽の光を浴びて 元気をもらっている ずっと夜型だけど ほんの少しでも外に出て 彼のエネルギーを 分けてもらうと 心も身体も活性化する それでも 月の光にホッとする 魔性の彼女も あたしは大好き
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