本編
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俺は東京でサラリーマンをしている。 勤め先はそれなりの大手で、 世間的に見れば、高給取りだと思う。 そんな俺の金の使い道といえば、 鏡を買い集めることだ。 鏡は飽きない。いろんなデザイン、形があって とても興味深い。 仕事が終わって家に帰ると、 たくさんの鏡が俺を出迎えてくれる。 四方八方を鏡に囲まれると 俺はどうしようもなく幸せなのだった。
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