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「どうやってやるのだ、こうか!?」 「ほんとやめた方がいいです!!!」 ゴエーモンが映像を見ながら見様見真似で何かやり始める。 「やめてくださぁぁぁぁぁい!!!その秘伝の宝刀を納めてください!!」 他人の宝刀をこんな間近で見せられたことはない! てか、デカ!! 怖い!! 閻魔大王の秘伝の宝刀、破壊力強い!! 「宝刀…?これは、宝刀なのか!?刀なのか!!」 そう言ってソレを振り回すゴエーモン。 僕は焦りを通り越して呆れ、しかも吐き気ももよおした。 「お願いです、やめてください!!」 「教えろと言うておるだろう!!」 ガコン!!!! 突然、玉座の間の床が開く。 「ぎゃああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」 僕は、無力に、その穴に落ちてゆく。 「あっは。ごめーん宮下健太!!制限時間超えちゃった!!てへぺろ♪」 「てへぺろ♪じゃねえぇぇぇぇぇぇよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」 「ふっざけんなぁぁぁぁ!!!」 「だいじょーぶ!!ちょっと地獄に行くだけだから。そんなにつらくないよ、多分w」 「笑うなぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!」 玉座の間と、ゴエーモンの美しい顔が遠ざかってゆく。 嘘だろぉぉぉぉぉ!!! ゴエーモンのばかぁぁぁ!!! 聞いていない、聞いていないよぉ!! 地獄は行きたくないよぉ!! その叫びも、落ちてゆく体には、無力に等しかった。
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