16人が本棚に入れています
本棚に追加
テツヤ
タカシのやつ何考えてんだ、俺にコクるなんて!
ナオトがいなかったから良かったけどさ。あ、なるほどな。いなかったからその隙にってことか。
悪いな〜タカシ。俺には決めた相手がいるんだよ。
いっつも三人でつるんでたけど、バランス壊れるのがイヤだったから黙ってた。
俺はナオトが好きだ。
──だめか? ナオト?
「お前はいつも急展開だな。ダメじゃないけどダメだ。タカシの気持ちを俺は知ってる。そして俺達には夢がある。だからダメだ」
ナオト……。
分かったよナオト。俺達メジャーデビュー果たそうな。売れまくってやろうな!
俺のことを好きかどうかは濁されたが、この先もずっと一緒にいることには変わりない。
まぁそれもいいか。
俺の恋は、ある意味で持ち越しとなった。
最初のコメントを投稿しよう!