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11話
「今日ってネッ友としての私と相手してくれた。それとも、友達としての私」。
唐突の質問だった。
僕は少し言葉が詰まる。
確かに朝、ネッ友が凛花だったと知った時は驚いた。少し戸惑いがあって朝のときは正常な対応ができなかったかもしれない。でも、次第にその驚きは楽しみに変わったと心から言える。今日は最高に楽しかったと言える。
だから僕は、、、
友達のして凛花だな。
と言った。
すると凛花は嬉しさが溢れ出ている笑顔で、
私は友達以上かなと言った。
「えっ!!」
「それってどういうこと?」
僕は食い気味に聞いた。
「それはねー。内緒。」
「ほら出るよ。」と言って凛花は先にゴンドラから出ていった。
僕は少しからかわれたのかもしれない。
でも、「少し嬉しかったな。」と心の中で喜び
僕も凛花の後を追うのだった。
「今日はありがとう。楽しかった。また明日ね。」と言ってこの後何後もなく僕たちは帰路に就いた。
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