8話

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8話

 こうして僕たちネッ友、いや友達同士は遊びに行くことになった。 「何して遊ぼうか。」と凛香が聞いてきた。 「そういえば決めてなかったな。」  僕たち二人は、適当と言ってもいいぐらいに計画性がない。 一緒に遊びに行ったときに何をするかを決めておらず、一日ボーと散歩するなんてことがざらにあった。 でも、今日の僕たちは違う。 何せ、ネッ友だから…  だからといっていきたい場所はない。  僕は、腕を組み、目を瞑り少し考える。 そして、ある案をひらめき、目を瞑るのをやめて、「遊園地なんてどうだ。」と言った。 すると凛香は「めっちゃいいじゃん。よし、ジェットコースター乗るぞ。」と即答し、やる気満々だった。
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