47

6/6
前へ
/306ページ
次へ
「真木さんのお仕事はメイクさん?」 「え?」 「Heavenと仕事するだなんて羨ましい!どうすればHeavenと仕事できますか?私、Heavenと一緒に働くのが夢なんです」 まさかの質問に、驚いてしまった。 するとサヨが隣から答えてくれた。 「私達はスポーツアロマトレーナーなの。公演中のボディメンテナンスをしているのよ。ちなみに日本の会社に属していて、今は派遣されてHeavenと仕事をしているの。だから、あまり参考にはならないかな。でもね、一つ言える事は、韓国語を話せると世界が更に広がるよ。あと、Heavenと仕事をするなら、一芸に長けている事。だから沢山の事をやってみて、自分に合う事を徹底的に極める。もしかしたら、それが縁でHeavenと仕事出来るかもね。今回だって、お父さんが一生懸命牧場をやっていたから、Heavenが来たでしょ?どんな仕事で繋がりが出来るか分からないからね」 「分かりました。ありがとうございます。Heavenと仕事出来るくらい、頑張ります」 彼女達は、明るい顔をさらにキラキラとさせた。 将来の夢まで、与えてしまうHeavenは、本当に凄いね。 興奮したままの彼女達と別れ、私達は次のエリアへと移動した。
/306ページ

最初のコメントを投稿しよう!

301人が本棚に入れています
本棚に追加