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「もしかして、楽しんでます?」 「まー、言い方は悪いですが、楽しんでますよ?見ていて面白いです」 「それで良いんですか?」 「私達も人間ですから。身近でこんな面白い事、笑わずにはいられませんよ。Heavenのビジュアルナンバーワンも、相手にされない事もあるんだと。なんだか安心しますし。真木さんが普通に接してくれただけでご機嫌なんですよ。チョロ過ぎるだろと、みんな心の中で突っ込んでるはずです」 「なんだか、凄く恥ずかしいんですけど」 「私達の事はお気になさらずに」 「いやいや、気になりますよ!」 「真木さんも、人生は一度キリです。楽しんでくださいね」 「クォンさん、何を自分はイイコト言ったみたいな顔してるんですか?全然イイコトじゃないですからね。マネージャー達の酒のつまみにされてたんですね。なんかちょっとショックです」 「あはははっ。真木さんもそんな事言うんですね」 クォンさんと話をしながら、彼らを眺める。 乳搾りを体験し、大騒ぎしている。 牧場のスタッフに指導されながら、牛に触れ合い、癒され、みんな凄く良い表情をしていた。
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