僕が私で、私が僕で
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彼女は、この辺りのことに詳しいらしく、雰囲気の良い店に連れて行ってくれた。初めこそ緊張はしたけれど、天使のような外見とは違い、とても気さくで、よく笑う子だった。僕はすぐに恋に落ちた。 お酒が良い具合に回ると、彼女もそれっぽいことを口にした。話も合うし、音楽の好みも似ていた。どちらかともなく次の約束を交わすと、終電前には別れた。 また、彼女に会える。嬉しさと、後ろめたさが背中合わせだった。
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