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ボッコちゃん ★14
ボッコちゃん 18L-20L 1958年2月初出
驚愕 ★★★★★
教訓 ★☆☆☆☆
皮肉 ★★★★☆
感動 ☆☆☆☆☆
後味 ★★★★☆
登場人物:ボッコちゃん、バーのマスター、青年
あらすじ:バーのマスターがある日人間と相違ないロボット、ボッコちゃんを作る。簡単な受け答えしかできないボッコちゃんだったが、そんな彼女にある青年が恋心を抱き、彼はある行動に出る。
星新一さんの二作目の作品であり、星新一さんの代表作と言えるこの作品。
10年前に読み漁ったときにもちろん通ったこの作品はやはり鮮やかに覚えているものだった。何と言ってもSFを代表とするようなロボットという要素。
そして何と言ってもこの後味の悪さ。
しかも直接的に明言されておらず自分で気づいたときのぞっとした感覚。よく覚えていますし、忘れられません。
2022年にNHKで放送されていた「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」での水原希子さんの演技もよりこの世界観を繊細に、かつ鮮やかに見ることが出来ました。
やはり、ボッコちゃんと言えばこの会話だよね。
「名前は」
「ボッコちゃん」
「としは」
「まだ若いのよ」
「いくつなんだい」
「まだ若いのよ」
「だからさ…」
「まだ若いのよ」
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