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殺し屋ですのよ ★9
殺し屋ですのよ 24U-26L 1965年2月初出
驚愕 ★★★★★
教訓 ☆☆☆☆☆
皮肉 ★☆☆☆☆
感動 ☆☆☆☆☆
後味 ★★★☆☆
登場人物:若い女、エヌ氏、G産業の社長
あらすじ:ある朝、散歩をしているエヌ氏の元に若い女が現れて「殺し屋ですのよ」と挨拶をする。その女は絶対にばれない方法、病死で依頼者を殺してみせると言うのだった。
今まで様々な本を読んできてけっこう勘も鋭くなってきてオチが読めてしまうと自信のある私がこんなオチ見事…!と驚愕した一篇。
今回個人的なポイントとしてはこの女の人がただただ狡猾で賢いということ。現在こそ女性が優位に立てる環境が増えてきたが、この当時で女の人にしてやられた!と思わされるような話を書くのはすごいなあ、と感じます。
そういうところが80年近く経った今でも変わらず、違和感なく読めるポイントなんだろうなと思いました。
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