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しかし翌日、
「何だか肩が凝るんだよね」
と話していたら霊が見える友人からこう言われた。
「左肩のあたりに黒いモヤ見たいのが見えるから、連れてきちゃったのかもね」
それを聞いてまだ素直だった高2の私は疑うこともせず即座に信じ、怖い思いをしたことを覚えている。
どうやら友人曰く
『そのときに1番不安定な人のところに来るようだよ』らしい。
だから、気持ちを強く持てばいずれは離れていくから大丈夫だと言われ、あの頃はそれを信じて無駄に落ち込まないようにしていた気がする。
数日後、友人から
「もう、大丈夫みたいだね。お疲れ様」
と言われた時はホッとしたやら安心したやらでどっと疲れがでた。
お憑かれ様からお疲れ様になって本当に良かった、と冗談ではなく本当に思ったものだ。
学校の3階の端っこから外に向かった青い光は、一体どこに向かっていたのかは今でもわからない。
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