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一瞬、田村の顔が赤かった!?(驚)
田村と私は隣りの席だから…さっきの有紀の一言で一気に気まずい空気に…、
有紀めー!!
そんな事を考えながら…
放課後の帰り道、部活を終えた田村達に偶然、会った。
田村が声を掛けてくれた。
田村「あれ? やっぱお前らじゃん?!」
私服に着替えた私達に田村が声をかけてくれた。
田村「高岡、何やってんだよ?」
有紀「見ての通りぃ〰️(泣)」
田村「そっかぁ」
そう言うと、田村は自転車を降りてみんなに先に帰ってと言うと、一人残り私の自転車に絡まった有紀のロングスカートを見てくれた。
ふたり乗りをした私の自転車に有紀のロングスカートの裾がタイヤに巻き込まれている。
有紀「田村ー、取れる〰️?」
田村「あぁ、これで大丈夫だ!」
「「わぁー、取れたぁ!!」」
有紀と私は同時に声を上げた!
有紀のスカートの裾はボロボロで、結局、有紀は近くのコンビニでまた制服に着替えた。
日も暮れかけて危ないからと、田村は今朝、話していた夢と同じように本当に私達を送ってくれる事になった。
制服に着替えた有紀がコンビニであったかいペットボトルを私と田村に買ってきてくれた。
ありがとう!と、私と田村はそれを受け取り、自転車のない有紀と3人で駅までの道をとぼとぼと自転車を押して歩いた。
電車通学の有紀を私達は駅で見送った。
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