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そうか
また君は飛んで行くのか
そこに紅蓮の炎が
そこに飛び交う弾丸が
そこに血に染まる断頭台が
そこに絶叫の響き渡る戦場が
待ち受けているのを
理解していながら
そうか
また君はそうして叫ぶのか
そこに永遠の空が
そこに流れる川が
そこに恋の夢野が
そこに温かい世界が
待っているとは
分からないのに
君は何を呼んでいる
君は何処を求めている
君は何故そこで叫ぶ
不器用に飛び
不器用に叫び
不器用に生き
不器用に散っていく
意味も考えず
目的も考えず
雲に近いその場所で
ただ叫び
ただ飛び
嗚呼雲雀よ
太陽に重なる君の命は
僕には眩しすぎる
嗚呼雲雀よ
また君に会えるだろうか
いや
そうか
また君は飛んで行くのか
そうか
また君は飛んで行くのか
そうか
また君は飛んで行くのか
そうか
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