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友だちと食事に行き、結構笑って帰ったのに、あんまり疲れていなかった。
部屋で友だちが絶賛する恋愛ドラマを鑑賞しながら、チラ、と時計を見る。
9時半か。
……なんか思ったより疲れてないな。
っていうか。
あまりにグイグイ来る社長がちょっと怖くて断っただけだしな、
と思いながら、暗い窓の外を見た。
飲み物が足りないな~。
でも、ここからコンビニも自動販売機も遠いし。
次は自動販売機が近くにあるアパートとかいいなあ。
いやまあ、ここ、居心地がいいから、しばらく変わる気はないんだけど。
そんなことを考えながら、悠里は振り返り、部屋の中を眺めてみた。
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