2年生

1/1
前へ
/20ページ
次へ

2年生

〜新1年生の入学式〜 「新入生代表、アルガ・クローバード。」 (省略) 「2年生代表、ユーマ・W・バルティーナ。」 「はい。」 新入生代表から2年生代表かよ。 (省略) クローバードってあのクローバード家だよな。 「ユーマくん校長先生かお話があるようだから、あとで校長室に行くように。」 「はい、わかりました、クロエ先生。」 〜校長室〜 コンコン 「失礼します。」 「よく来たな。」 「はい。」 「こうして初めて君と話したのは1年前だな。」 「はい、もう1年になりますね。」 「長いようで短い1年だったな。」 「はい。」 「そろそろ、本題に入ろうか。」 「なんでしょう?」 「明日の剣術大会に出てくれないか?」 「魔法は使用可能ですか?」 「ああ、魔法は使用しても良いが、剣は必ず使用しないといけない。」 でも、余り目立つ行動は避けたのだがな…、それに、セバスチャンがな…。 「どうか、頼む!ユーマ!」 校長がここまで言ってるし。 「わかりました。」 「ありがとう!ユーマ!」 あれか、学園のイメージアップのために優勝して来いってことか。 「失礼します。」 「おう。」 そんなこと、ナイラに言えば良いのに、ま、成績が学年1位だからな、仕方がないか。 〜〜お城〜〜 「おかえりなさいませ、ユーマ様。」 「ああ、今日は報告がある。」 「なんでしょう。」 「それが…、剣術大会に出ることになったんだ。」 「・・・、!?」 だよな…。 「はぁ、わかりました、剣の準備は任せてください。」 「あと、メンバー表を調べておいてくれ。できるよな?情報屋。」 「かしこまりました。」 〜〜剣術大会当日〜〜 「いよいよ始まりました!第51回、剣術大会です!」 「ユーマ様、メンバー表と剣でございます。」 「ありがとう。」 「はい。ちょっと厄介な相手がいるよですよ。それでは失礼いたします。」 「そうか、ご苦労だった。」 〜〜1試合目からユーマ〜〜 「やってまいりました〜!剣術大会、第1試合目で〜す!相手は、ユーマ・W・バルティーナVSクラナド。」 「試合初め!」 カキーン!相手の剣が折れた。 「し、試合終了です!な、なんと!1秒で決着がつきました!」 ウオー!周りから歓声がわいた。 その後、ユーマは決勝まで、勝ち抜いた。
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加