絶望と希望

1/1
前へ
/20ページ
次へ

絶望と希望

「ユーア様!大変です!!!!」 「どうした?」 「ま、魔王です!」 「魔王はいたのか!?」 「はい、魔族の中で最強だとのことです!」 「そうか、今すぐ行く。」 「あと、フーカ様とヒーナ様が来られています。」 「そうか、後で合流する。」 「はい。」 「セバス、お前は城で待機しろ。」 「ですが!」 「俺の言うことが聞けないのか?」 「わかりました。」     〜魔王襲来〜 「ユーマ!」 「ヒーナ、フーカ。」 「私達も戦います!」 「いや、お前たちは住民の避難を手伝え。」 「私達も戦えます!」 「無理だ!」 「なぜなの!?」 「わからないのか?」 ユーマは少し、悲しそうな笑顔を見せた。 「わかったわ、魔王は任せたわ、ユーマ。」 「はい。」    〜〜戦い〜〜 「お前が、ユーマ・W・バルティーナだな!?」 「ああ、そうだ。」 「それでは攻撃を始めるぞ!ユーマ!」 「それはそれはご丁寧に教えてくれてありがとう。」 「なに?」 「お前が俺を見つけた時点で負けている。」  最大トラップ魔法を仕掛けていた。 バン! すごく大きな爆発音が辺に響き渡った。 「魔王は?」 「こんな程度で俺が死ぬとでも思っていたのか!?」 「ハー、意外と強いな。」
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加