新しい物語の始まり。

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新しい物語の始まり。

 仕事をいっぱい持ったから、まず、朝は6時に起きて、賢者として街を観測魔法で確認する。それから学校に行って、帰ったら、お城に行って王の仕事をして、それからは自由時間だから、研究をしたりする、もし魔物が出たら、賢者として、最強魔術師として討伐に行く、これが今後の流れだ。 「それじゃあ、お城に帰るか。」 おかえりなさいませ、ユーマ様。 「ああ。」 少し、その人たち、めんどくさい。今までは人がいなかったがここ0年ほどで人が増えたからな。 これは今決めたスケジュールを説明しないとだな。 「これから、俺が家に帰って来ることが少なくなると思う、でも、俺がいつも何をしていると聞かれても答えてはダメだ、俺はこれから学校に通いたいからな。」 「ユーマ様が学校に!?」 「ああ。」 「ユーマ様は国王陛下なんですよ!?」 「ああ。」 「わかりました、そのご様子だと、何を言っても変わりませんねん。」 「・・・。」 「取り敢えず、学校の手続きと準備を用紙しておきますね。」 「うん、ありがとう、セバスチャン。」 俺の専属執事はセバスチャンだ。セバスチャンはとにかく仕事が早い。 「あ、ユーマ様、魔術学校の入学式は明日です!」 「明日までに制服と手続きはできるか?」 「はい、少しでかけてきます。」 「ありがと。」 ー入学式、当日ー 「制服の用意はできております。」 「ありがとう。今日から俺は平民出身な。」 「はい、かしこまりました。」 〜入学式〜 「新入生代表、フーマ・W・バルティーナ。」 なんで俺が新入生代表なんだよ!? 「はい!」 前の世界と同じで良いか。 「(省略)これで終わります。」 「ありがとうございました。」 〜入学式後、教室で。〜 「今日から1-Aで担任をいたします、セーラ・ガルジア、と言います、よろしく。」 「それでは1人ずつ自己紹介をお願います。」 俺以外の生徒は自己紹介が終わったようだな。 「はじめまして、ユーマ・W・バルティーナと申します、以後お見知りおきを。」 なぜか周りがザワザワしている。 挨拶が丁寧すぎたか? 「ユーマ、自己紹介をありがとう。それでは学校生活に必要な教科書を配ります。」 教科書か、どんな教科書なんだろうか? 太い教科書が5冊ほど配られた。 「次は杖との相性を選んでいただきます。今から杖が自分たちの方に飛んで、自分の前に来た杖があなたの杖です、そして、その杖があなた達を選んだことになります、それでは初めます。」 杖たちが光った。 あちらこちらで喜びの声が聞こえた。 なぜか俺のところには杖が来なかった。 「セーラ先生、俺のところには杖が来なかったんですけど…。」 「・・・。?」 「セーラ先生?」 「いや、杖が来ないという生徒は初めて見たもので。 取り敢えずは杖なしでお願いします。」 「はい。」 「明日から授業が始まります、忘れ物がないように、それでは解散。」 取り敢えず、ディメンションフォームに荷物を入れようとした、 周りが少しざわついているな。 周りからは、ディメンションフォームを使えることに驚いているように見えた。 先生がディメンションフォームを見て、言った。 「それって、おの伝説の魔法、ディメンションフォームですか!?」 「ディメンションフォームではありますけど、伝説なんですか?」 「はい、その魔法は伝説の魔法です!」 「そうなんですか…、それでは失礼します。また明日。」 「はい、また明日。」
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