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第2章 無駄な時間
ずっと生きてることは人間に生まれた以上無理だ。
死が待っている。
先に死ぬか、後に死ぬかは誰にも選べやしない。
それなのに。若者は皆口を揃えて「死にたい」と口に出す。
行動もする。
死ねない人間は人を巻き込んででも死にたいという。
そういう歌もあるくらいだ。
私は何回「死にたい」と嘆いただろう。
若くなくても「死の淵」に立たされる事もある。
人間は本当に「ここまでして生きてもいいのだろうか」と思うようになる。
その時に思うのだ。「死にたい訳では無い」、「僕は・私は生きたいのだ」と
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