からの竜兵との今

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からの竜兵との今

 俺  「 竜兵、、入院を秘密にされるってありか?」 竜兵  「       悲しい。。。        」 俺  「 麻希は いっつも 我慢して   どこかで 俺を諦めてんだよ。。いっつも。   確かに 子育て 家庭内の事の細かな部分   じゃあ 出来るのか。 それは、、むりだが   だけど、、、 相談くらい しろよなあ。。 」 竜兵 「 つーか、、、 間瀬も 性悪だなあ。。 笑笑。」 俺  「 。。。。 まあ、、、利用した。。。   俺が悪い。 手を出した 俺だって悪い。   彼女、、俺を好きだったんだって、、、   入社した時から、、              彼女の気持ちは嬉しかったよ。素直に。。   あの頃、 弱い部分をみせる間瀬が   俺には 可愛かったんだよな。。   間瀬、あの子は 彼氏が居るんだよ。。   お前も知ってるぞ?   お互いが 満たされてなかったんだよ。。。   利用しあった仲なだけだったから楽だった。   まあ、彼女だって 寂しい気持ちはある。   お互い 寂しさの 共鳴 タイミングが   合った だけだ。。。       だけど、、 それとは また 別でさ。   俺は 俺を諦めちゃう麻希に腹立ってた。   結婚したのに、、、 何年も一緒に居るのに。。   その時迄、、俺 気が付かない振りだった。。      子育て含めて 家庭内の事は全てに於いて   麻希は きっと たぶん ずっと   最大級に俺に気を使って生きてるって事。。。   子供の時に感じた。。     なあんにも、期待されない。。     その 寂しさを思い出した。。。      結婚記念日だって、俺は半年も前から   張り切って 社長に根回しやプロの   ピアニストと打合せしたり。。   生涯で あんなに 奔走した事ない。。笑   まぁ。。 結局 独り相撲だったけどね。。   そこにも また、 寂しさが溢れてゆく。。。   自分の我儘も含めて 麻希に甘えてる事も。      
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