悲劇の災い

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初名「うわぁ、ランドセルがボロボロ…」 月陽「…うぅっ…… …どうしよう、これから……」 悲しい出来事から涙が止まらない月陽を見て、瑞穂と心太は月陽の夏休みの宿題をやり直そうと2人で話す。 瑞穂「ねぇ、月陽の宿題を私たちでやり直してあげられないかな?」 心太「…そ、そりゃ…そう俺だって。このままじゃかわいそうだし。 …でもプリントも絵日記も全部ないのにどうすんだ。」 瑞穂「…今度先生に相談してみる。それと月陽は私と一緒にいないとだめだから。」 2人の話しをドアを少し開けて聞いていた瑞穂の母が無言でうなずくと、そのままそっとドアを閉める。
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