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部屋を出て階段を下りると、2人は布生地を運ぶ2人の母と会った。
川菜「あら、2人共どうしたの？」
瑞穂「あ、お母さん！
…あれ、それって？」
瑞穂は布生地の柄を見て何かに似ているようなものだと思う。
川菜「この生地がどうしたの？」
睦月「あぁそれ、斉乃さんが作った神社と花の柄の生地なの。」
母が見せるとその柄はなんと瑞穂が撮って来た写真の神社の風景と全く似たようなものだった。
川菜「どうこの花？日本じゃ見られることが少ない中国の花なんだって！」
睦月「多分、紅花山玉蘭だと思うわ。色は黒いけど。」
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