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コウモリとカラスが行った後、月陽が見たのは見もしない白黒のくじら幕のある真っ黒な神社だった。
月陽「…何よ、ここ?」
月陽がその神社を怖そうに見ていると、神社の中から頭に天冠を着けた白い衣の老婆が出て来る。
老婆「…ぁあ……お主、こんなところにそんな醜い姿で来てしまったか…。」
月陽「…え、私!?」
老婆が月陽に指を差し、不吉なことを言う。
老婆「お主、その醜い姿で来た以上、死ぬと同等に苦しい不運を味わうであろう…。
ここを去る際、せいぜい戻る道に気をつけて戻りなされ…。」
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